絶対に借りてはいけないヤミ金

筆者が経験した中で、もっとも極悪と言えるヤミ金が「佐藤」。

もっとも偽名であるため、ほかにも別名を使っていることは明白ではあるが、ここでは佐藤で統一する。

2023年10月。

いよいよ返すアテがなくなった筆者は、Twitter上でヤミ金を探し出す。

「在籍確認なし」

この言葉に釣られて門戸を叩いたのが佐藤だった。

特徴的なのは、そのほとんどを非通知の通話で行うということ。

よってLINE上に証拠を残さない。

では取引をどのように行うかと言えば、貸出専用の別アカウントへ誘導される(定期的に消される)

実に巧妙なやり口で、追及の手を逃れる手法。

ここの場合は、借りるときには10日間という説明だが、いつの間にか7日間になる。

16000円の返済に対して入金されるのが1万円。

のはずなのだが、実際には「手数料」という名目で1000円を差し引かれ、9000円の入金となる。

そこで金額を伝えられた際に「この金額じゃ話にならないのでキャンセルで」というと「もう入金するために人が動いているから借りてもらわないと困るんだよ」の一点張り。

半分押し貸しのようなものw

これが1週間後に16000円へと変貌を遂げる形、ジャンプの場合は6000円。

よって、ここの場合は16000円を完済するまでに36000円の利息と16000円の元金で、結局52000円の出費となった。

ただそれだけなら、極悪ヤミ金という代名詞はつかない。

問題は遅れたとき、または代理人を入れたとき。

この場合は、朝8:00~19:00まで、職場をはじめ友人知人親類縁者に至るまで何千回と着信が鳴り響く。

代理人を入れていることを伝えても「そんなの関係ねえ!」と小島よしおばりの勢いであるw

職場は業務に著しい支障が出るため、警察へ被害届を出しに訪れるが、警察も塩対応。

被害届を受け取ることもなく、逆に筆者を警察署へと呼び出して「お前が支払わないからダメなんだ、家族や知人友人に借りてでも支払え」と逆に脅す始末。

なんのかんのと言いながら、ヤミ金の捜査には手を出したくないのだろうなと思った。

この手のヤミ金で必ず注意しなくてはならないことは、在籍確認がない代わりに、最後の段階で「じゃああなたのスマホの電話帳のスクショを取って送ってくれる?」が出る業者。

この言葉を出す業者は、須らく代理人無視の発狂着信を行う可能性が高い業者だと認識しておいたほうがいい。

あとで絶対に後悔することになる。


Categories:

Tags:


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です